歯科医院口コミ情報

舌癌にかかった父が、舌の部分切除、郭清手術を口腔外科で受けました。主治医は当初、感じが良くて信頼できると思いました。(残念ながら若い先生方はムンテラ中に患者や家族を目の前にして居眠りしていましたが)
手術自体は成功し、手術の内容までちゃんと説明を受け、ホッとしていました。
術後1年間、再発が認められなければ安心ですよと言われ、退院後は月に一度の外来診察を受けていました。
もう少しで術後1年、という頃に頚部に痛みが出始め、主治医に相談しましたが、口の中を覗いて、頚部を手で触れただけで、「大丈夫ですよ」との診断。それでも痛みが不安だった父は毎回診察に行くたびに訴えましたが、診察方法も診断も変わらず。
何ヶ月も訴え続け、やっと検査をしたら、4センチにもなる再発による腫瘍が見つかりました。
主治医は謝りもせず、取ってつけたように抗がん剤や放射線療法を始めましたが、主治医と放射線技師の連絡がちゃんと取れておらずに、放射線を当てる部位が間違って伝わっていたり、こちらも耐え切れなくなって病院を移りました。
しかしその後罹った病院では手の施しようがない、もっと早くに治療していれば、と言われただけでホスピスを紹介されました。
父はそれから半年ほど経って、亡くなりました。
いろんな人から、元主治医の怠慢を訴えるべきだと言われましたが、父を失った失望でそんな気力もなく、時間だけが過ぎてしまいました。
しかし、何年経っても、あの時もっと早く再発が発見されていれば、という気持ちが消えません。
医師には多くの患者の一人でも、私にはたった一人の父です。
元主治医には、父と私たち家族がどれほどつらい思いをしたか、少しでも知って、自分がしたことを省みて欲しいです。

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